卒業式に出る?出ない?問題
- rainbowroom7
- 2021年2月12日
- 読了時間: 3分
この前カウンセリングに行ったときに、卒業に向けて娘も色々不安になってくるだろうと話していたときに、私は「娘の不安障害の症状が強くなるのなら、卒業式は行く必要はないと思ってる」「娘が行きたければ、なんとか行かせてあげたいけど、娘は卒業式に出たいと思っていない」といったところ、
カウンセラーさんは(いつも褒めてくれます笑。私が褒めると頑張れるタイプって事をわかっているからだと思います)「お母さんはいつもそうだよね、そこまでよく羽美さんのことを見ている・・・というか。ほら、やっぱり卒業式は出させてあげたいって悩んでる方も沢山いらっしゃるから。お母さんのようにスッパリ、出なくて良い!って・・・」
(一語一句同じではないかもしれませんので、あくまで私がカウンセラーさんの言葉をそう聞き取ったと解釈してください)
「卒業式に行かせてあげたい」のか「いかせたいのか」どっちだろう?と思いました。
子供が行きたいのに、何か不安があるのであれば、不安な材料を取り除けるか、まずは学校と相談。→学校もできることと出来ない事があるので、もし対応的に子供にとって難しければ、→どの部分なら参加できそうか子供と相談。→子供の気持は一日一日変わるので、当日の気持ちで最終決定(でも、参加したい気持ちがある子供であれば、少し背中を押してあげて一部でも参加出来たほうが、結果子供にとってよい結果になる可能性は高い。しかしながら、ちょっと背中を押す・・・の、ちょっと、が非常に難しいんだよなぁ)
子供の友人に声を掛けてもらうように頼んだり・・・家族の声かけも難しいですよね。
勿論、ただ面倒だから出たくない・・・であれば、それはまた別の話ですよね。
娘の事でいえば、一つの大きなイベントがあると、それに向けて体調がドンドン悪化します。そんな中でも、移動教室等「行ってみたいけど不安が強い」ときは、とことん不安に向き合い、安心できる材料提供や、先生とも、これでもか!!!と言うほど綿密に打ち合わせさせてもらいます(笑)
お手伝いをしたくない、誰とも会いたくない・・・というような事であれば、そこは苦しくても社会に出て行くために、どうしても訓練していく必要があります。なのでこの部分においては子供の心理状態を見ながら、ゆっくりでも、失敗してしまったとしても、経験させる機会は作る事が大事になります。
要は「嫌でも避けては生きられないこと」だからです。
でも卒業式は娘に限っては「ただ不安で怖いだけ」。お友達と卒業式で記念に・・・みたいな考えは全く無し。普段の交友関係は、転校する前の学校の近所のお友達だけ。
娘が卒業式に出る事で、不安症状が強く出て、目まいや立ちくらみ、胃腸の不調、が強くなり、きっとそれらは卒業式後もしばらく続くので、その期間に元気に過ごせることを大事にしたい。
卒業式を避けても娘の人生においては影響がないと考えています。
勿論私から「卒業式は出なくていいよ」なんて事は言いませんが、娘から聞かれたら、娘の意思を尊重したい。だけど娘が「出たい」気持ちになったときに参加できる部分が少しでもあるように、学校側と相談はしておきます。
私はみんなとワイワイするのが好きだし、小学校の卒業式では児童代表で前に出て、何かを読みました。人前に出るのも全く苦にならないので(笑)
しかし、娘は私ではありません。私と同じ事に幸せを感じるわけでもないし、私が想像し、感じ、経験した事と同じ卒業式ではないのです。
子供は親(私)ではなく、子供です。
単純に親が「参加させてあげたい」ではなく子供が「参加したいか」に焦点を当てて考えると、悩んでる保護者の方も少し楽になれるのかなぁ・・・なんて
カウンセラーさんの言葉の直後に瞬間的にかんがえていましたので、長い呟きになってしまいました(笑)そして顔文字や絵が出なくなってしまい、文字だけになってしまいました。
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