普通の子供って???
- rainbowroom7
- 2021年2月19日
- 読了時間: 3分
この前の地震で恐怖を感じた娘。走ったドキドキが不安のドキドキと重なる。
ドラマを見てドキドキワクワクのドキドキが不安のドキドキとごっちゃになる。
ドラマを見ていて、不安で肩で息をしてリビングにいられなくなったので、夜だったけど散歩に連れ出しました。
50M程歩いてる間、娘はなんとか自分を落ち着かせようと一生懸命になっているのはわかったけれど、ついに地面に倒れ込み、どこからともなく押し寄せる不安に押し潰されてしまいそうになっていました。娘を支え自宅まで戻ると、そこから数時間泣き続ける。
久々にワンワン泣いていました。「自分がこうなったのはママのせいだ」と泣いてみたり、色々な事を言っていましたが、「ママのせい」に出来るのは自分をこれ以上傷付けない為の手段だから、私はただうなずいたり(本当に繊細で人間の心の根本のような感情を見せてくれる娘が愛おしくてたまらない)、「そうなんだね、羽美ちゃんはそう感じたんだね」なんていいながら・・・気付けば深夜1時じゃないですか(・・、)
こうなると、もう何もかもが不安で「中学校にもいきたくない」「私はみんなと同じ通常級に通えない」「私は支援級にでさえいけないんだ」「普通にみんなと学校に行きたいのに私は普通じゃない。普通になりたい」と号泣。ズームただ話を聞いていた私も、これ以上不安に向き合うのは泥沼にはまると判断し、切り替えて行く方向に声かけをチェンジ!
私「羽美ちゃんは普通だよ・・・っていうかみんな違うんだよ。みんな得意な事も苦手な事も、不安に感じる部分も違うんだよ。」
娘「でもみんな普通に学校に行けるじゃん!!私は不安でいけないの!」と。
私「みんなって、多くの子供だよね。羽美ちゃんは大人数の方じゃないけど少人数派!なだけだよね」・・・
そう言うとスッと安心したようで、まぁ他にも色々話しましたが、最後は笑って眠れたので良かった。
娘が寝た後「少人数派!」について、もし娘が聞いてきたら
「大人数に頑張って無理して入って、そこにいることが辛い中、特に配慮もされないまま不幸に感じながら多数の中にいるより、少数派でも、みんなが羽美ちゃんの事をわかってくれて、羽美ちゃんが持ってる才能を出しやすい環境のほうが幸せじゃない?」っ言おうかな!と考えていました。
でも最近は本当に成長しました。不安な時の解決策を自分で考え実行しているのです。
あまりに不安症状が強いときには、もちろん私も心の整理をするお手伝いもするし、私の日常の声かけもすこーし配慮気味にしますが、全てフォローしていた幼少期からママと一緒に不安を乗り越えるための方法を勉強した去年まで。今年は自分でよく勉強して自分で「幸せ」になる方法を探しています。
そもそも学校に行き勉強するのは、幸せな生活を送るためですよね。
娘にとったら、学校の勉強よりも何よりも必要な勉強を自らしている訳なので
これこそ「学び」なんだなぁ!と感じました。

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